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2026.08.28

4回の8月日曜朝市で行った「結婚相手に求めるもの」アンケート。
6つの項目の中から一人2項目まで選んでいただき、122人の方から244票が集まりました。
結果は、
価値観 58票
安心感 55票
経済力 38票
共に成長 38票
人間関係 31票
トキメキ・外見 24票
というものでした。
参加してくださったのは、小学生から若い独身の方、ご家族連れ、中高年のカップルまでさまざま。中でも多かったのは、すでに結婚生活を築かれている方たちでした。
このアンケートは独身者にとっては、文字通り、理想の結婚相手に何を求めるかに答えるものであった一方、既婚の方たちは、結婚生活を振り返りながら、結局何が大切だったのかを、答え合わせをするかのように選んでくれたようでした。
実際、投票をお願いすると、
「いやあ、妻と答えが違ったらまずいから」
「これは問題になるからやめておこう」
と、笑いながら逃げてしまう夫婦連れも何組もいらっしゃいました。
きっとこの質問を、ご自分たちの結婚と重ねて受け取られたのでしょう。
「あれ、模範解答だな。裏に本音のボードがあるんじゃない?」
とボードのシールを見ながら、こんな面白いことをおっしゃる方も。
確かにボードのシールの集まりは、なかなか堅実な結果になっていました。
一番多かったのは「価値観」の58票。
次が「安心感」の55票でした。
これはあくまで、4回の朝市で皆さんがシールを貼る様子をそばで見ていた私の印象ですが、この二つを選ぶ方には、あまり迷いがないように見えました。彼らの描く結婚生活は、穏やかで平和なものであったり、お互いを分かり合えているという安心感や信頼のあるものなのでしょう。
結婚生活を経験してきた方々の多くが、振り返った先で「価値観」と「安心感」の二つを選んだ。そのことは、結婚を考える上でとても大切なメッセージだと感じました。
「価値観」については、少しお話を聞くこともできました。
金銭感覚。
何にお金を使うのか。
笑いのツボが一緒。
自分が大切にしているものを、相手も大切にしてくれるか。
子どもにどんな教育をしたいか。
そして、
「価値観は違っていても互いに理解し合えればいい」と話してくださった方もいました。
こうして聞いてみると、「価値観」は、何もかも同じがいいというのではなく、自分が大切にしているものを相手も大切にしてくれること、または、違うところがあっても、お互いに分かりあえることも含まれているように感じました。
第3位の「経済力」は、生活の土台
経済力を選ぶ方からは、「これは必要でしょう」「これがなければ始まらない」という、現実的な声を何度か聞きました。それも特に結婚生活を長く続けてきた方たちから。
印象的だったのは、「お金持ちという意味ではなく、経済力の土台がなければ、他のものを選ぶところまでいかない」という言葉です。
結婚は、毎日の生活でもあります。夢や理想とは別に、二人の暮らしを成り立たせるための基盤として経済力を捉えている方がいらっしゃることも、今回のアンケートから感じました。
結婚を「共に成長する過程」と考える
「共に成長」も38票で第3位に並びました。
結婚を、ただ二人で暮らすこにとではなく、お互いが成長していく過程として捉えている方も一定数いらっしゃるのかな、と感じました。
とても印象に残っている方の言葉です。
「最初の結婚では『トキメキ』と『共に成長』を選んで失敗した。もし次に結婚するなら、『安心感』と『共に成長』かな」と。この方は、あくまでも人生は成長の過程!
「人間関係」は、周囲の人との良い人間関係を築けるか
家族や友人を大切にして、周囲の人たちと良い人間関係を築けるかどうかの「人間関係」を選んだ方も、既婚未婚を問わず、一定数いらっしゃいました。ここは、お人柄が表れるところでしょう。結婚相手を見る時、自分とお相手だけでなく、もっと大きな範囲での人間関係にまで目をやることは、とても大切な視点だと私は考えています。
「トキメキ・外見」は何と最下位!
「トキメキ・外見」24票。私は、この結果には少し驚きました。
なぜなら婚活をしている方にとって、「この人を好きになれるか」は、とても大きな問題だからです。トキメキや外見は、好きになるための大事な入口だと私は思っています。
実際、「トキメキ・外見」を選んでいたのは、小中学生や若い方、独身の方がほとんどだったかもしれません。一方、結婚生活を経験してきた方からは、「トキメキ? そんなのもう忘れたわ」「それは最初だけよ」なんて、笑いながら話す声も。
こうして見ると、トキメキは結婚の入り口にあるものなのかもしれません。結婚の入り口で必要なものと、長い結婚生活を支えるものは、同じではないのですね。
これから結婚する人にとっては、「この人を好きになれるか」は大切な問いです。
でも、その人と長い時間を生きていく中では、安心して一緒にいられること、お互いの大切なものを分かり合えること、暮らしを支える土台があること、一緒に成長していけること、そしてその人が周囲と築いている人間関係が、少しずつ意味を持つようになるのかもしれません。
このアンケートは、朝市にいらした皆さんから、結婚に対する生の声をお聞きできればと始めた小さな試みでした。実際4回続けて、122人の方がシールを貼る姿をそばで見ていると、数字だけでは見えないものがたくさんありました。
迷わずシールを貼る人。
夫婦で顔を見合わせて笑う人。
これからの結婚を思い描く人。
これまでの結婚を振り返る人。
244枚のシールの一枚一枚に、その人なりの経験や思いがあったように感じます。
そして、この結果は、これから結婚する人へ、結婚を実際に経験してきた人たちが贈ってくれた、小さなメッセージのようにも見えました。ご参加くださった皆さま、心からありがとうございました。
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